パーソナライズド
防災研究所について
パーソナライズド防災研究所は、⼀般社団法⼈減災ラボと⼀般社団法⼈防災ジオラマ推進ネットワークが⽴ち上げたプロジェクト型の研究所です。
立ち上げたきっかけ
「防災への取り組みは実施されているのに、防災行動につながらない」という課題に対する仮説をつくることにつながる、私たちパーソナライズド防災研究所のメンバーの体験がありました。
仲の良い友人と一緒に暮らしていた彼女は、防災意識が高く、備蓄などもしっかり実施。一方、友人は防災意識が低く、なるようになるよ、というタイプ。2 人は、社会的には 20 代女性とカテゴライズされ、同じようなタイプとして分類されるが、2 人の防災意識・行動はまったく違う。
この体験は、彼女自身の中に違和感を残し続けていました。この体験を軸にメンバー内でディスカッションを重ね、「もっと一人ひとりの深い部分、性格のようなところにフォーカスをあてないと、防災意識の向上、防災行動につながらないのではないか」という仮説を生み出し、本研究所を立ち上げました。
メンバー
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- 三冨 敬太
Keita Mitomi:個性派タイプ
- デザインファームTsukuru to Ugoku Design、障害のない働き方をデザインする会社veerncaを創業。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の研究員としてプロトタイピングを研究。株式会社ステッチで、レシートの裏面に防災に役立つイラスト・情報をプリントする「みまもりレシート」を推進。好きなお店はサイゼリヤ、好きな防災グッズは突っ張り棒。
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- 鈴木 光
Hikari Suzuki:優等生タイプ
- 一般社団法人減災ラボ 代表理事、防災図上訓練指導員、工学院大学博士後期課程。全国各地の自治体、地域、企業等に、防災ワークショップ・コンサルティング等を実施。地域の災害リスクの理解を深める防災教育プログラム「my減災マップ」を考案し、各地の学校教育現場、自主防災活動等で取り入れられている。趣味は、酒蔵巡り。好きな防災グッズはソーラーLEDランタン。
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- 上島 洋
Hiroshi Kamijima:個性派タイプ
- 一般社団法人防災ジオラマ推進ネットワーク代表理事。フロッグス株式会社代表取締役。「防災を楽しく日常に」「防災じゃない入口から」をテーマに、マーケティング事業で培ったノウハウを防災・減災分野に生かす取り組みを探求。段ボールジオラマ防災授業では、全国の学校や自治体、商業施設などでワークショップを行っている。好きな防災グッズは手回し充電ライト&ラジオ。
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- 山根 朋子
Tomoko Yamane:優等生タイプ
- デザイナー。好きな防災アイテムはカセットコンロ
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- 中島 健
Takeshi Nakashima:個性派タイプ
- 株式会社ステッチ ディレクター、現代美術作家。2012年東京藝術大学油画科修士課程修了、2013年瀬戸内国際芸術祭に参加、他個展グループ展多数。株式会社ステッチで、「みまもりレシート」の制作に参加し、防災について関心を高める。好きな防災アイデアはローリングストック法。
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- 研究員A
Researcher A:穏やかタイプ
- 本研究の動機となった経験をベースに、仕事の側防災をテーマに研究活動中。残念ながら、職場の関係で匿名で本研究に参画。好きな防災グッズは、ソーラー充電器。
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